プレビルドとは

工事が着手される前に物件を購入することを指し、「青田売買」とも呼ばれています。 日本では馴染みのない言葉になりますが、マレーシアなど東南アジアでの海外不動産投資では積極的に行われています。

SEKAI PROPERTYより

プレビルドのメリット

メリット1 キャピタルゲインが狙える

東南アジアは不動産を購入する方法のとしてプレビルドは一般的です。
日本ではこの販売方法が禁止されているため、行われてはいませんがフィリピンやマレーシア をはじめとする東南アジアでは積極的に行われている投資手法の一つです。

プレビルドの場合、まだ建設されていない状態で設定されている物件価格の数10%を手付金として支払うことで所有権を保持することが可能です。
設定されている価格は建物ができて売り出されるときの価格より安く設定されているため不動産を安く購入することが可能です。
物件の完成が間近になると、価格が上がっていくという仕組みになっているため、プレビルトによって早期に物件を購入し、竣工前後売ることでキャピタルゲインが得られます。

メリット2 支払いを分割できる

手付け金の支払い回数に関してもメリットがあります。フィリピンでプレビルド物件を購入する場合、設定されている価格の約20%近い金額を分割して頭金として支払います。それから物件完成後に残りの物件費用を支払います。

手付け金を分割で支払うことができるこの支払い方法を、プログレスペイメントやダウンペイメント方式と言います。
この手法を用いることで手出しを抑えて海外の不動産物件を取得することが可能です。

プレビルドのデメリット

デメリット1 物件が完成しない場合がある

物件を担当していたデベロッパーが倒産してしまった場合などは、手付金の返金がされない場合があります。当サービスでは建設デベロッパーであるSMDCをはじめとした信頼のおけるデベロッパーとのみ提携し、このリスクを極限まで減らしています。東南アジアではこのようなトラブルは減少傾向にありますが、物件購入の際には情報をしっかりと確認することが必要です。

デメリット2 竣工が大幅に遅れる

プレビルドでは、竣工の大幅な遅れも懸念されます。今はコロナウィルス の影響等で経済に影響がでていることもあり様々な理由での工事の遅れなどの懸念があります。一般的に大型のコンドミニアムの完成には約3-5年かかるといわれています。長期の建設計画になりますので、何かトラブルがあった際に当初の計画よりも竣工が遅れてしまうこともあります。こちらの懸念点も資金力があるデベロッパーと提携することで金銭的な問題から施工が遅れることがないように対策をしております。

デメリット3 需要のないエリアの不動産を購入してしまう

価格が格段に安い不動産は注意が必要です。需要の少ない場所に建設される物件は価格が安い傾向があります。キャピタルゲイン・インカムゲインどちらを狙うにしても、実需要の少ない場所の物件は運用がしにくいというデメリットがあります。

 近隣施設に商業施設があるかや住みやすいかどうかの調査は必須となります。
この点に関してもベイサイド近辺やオフィス需要の高いマカティ地区などの近辺などの物件をご案内することで購入してそのまま運用される場合でも需要の高い物件をご紹介させていただきます。

デメリット4 完成間近でも物件価格が上がらない

値上がりすると期待してプレビルド物件を購入しても、思ったより価格が上がらないというリスクもあります。上記で述べたデメリット3にもあるように需要の低い地域だと賃貸に出そうとしても空室のままでインカムゲインが得られず、売却しようとしても思った金額で売れないなどの可能性も。。
ですので物件選びはとても重要になってきます。近隣の環境や競合情報などを加味した上で物件を選ぶことが重要です。

まとめ

投資資金が低くキャピタルゲインが得られるというメリットがあるのがプレビルド投資の良いところですが、施工が遅れたり、物件価格だけに目がいき安い物件を購入したのはいいが周辺環境が良くなく、竣工時に思った金額で売れないなどのリスクも考えられるのがプレビルド投資の注意点です。
デメリットになる部分をいかに減らしていくかがプレビルド投資の成功の鍵と言えます。当サービスではSMDCなどの大手デベロッパーと提携することでデメリットになる部分を極力減らしてお客様のプレビルド投資を成功できるようにサポートさせていただきます。